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私たちは医療・介護と様々な代替医療サービスを融合させた訪問看護ステーションとして、2025年1月に開設いたしました。少し長くなりますが、訪問看護ステーション開設にあたり、私の想いを綴らせてください。
8年前まで、理学療法士として医療・介護現場に携わり、その中で訪問リハビリテーションも行なっていました。日本の医療・介護においては、ハード面ではその質の高さと適確なマニュアル化による素晴らしさを思う一方で、ソフト面ではたくさんの制約を感じておりました。
患者さまの人生は患者さまのものなのです。でも、何故だかそれが叶わない。もっと一人ひとりに寄り添ったご対応やセラピーがしたいと、完全なサービス業であるヨガインストラクターに転身しました。自費サービスでのセラピー、ヨガスタジオの運営、セラピストへの人材育成を行う中で、自分なりに健康や幸せの形を探し続けてきました。
私なりに出した哲学観ですが、人が健康や幸せを感じるために必要なことは、こんなことではないかなと思うことがあります。
「人間にとっての幸せは、多くの選択肢があること。多くの選択肢の中から自分が良いと思うもの選び、自分の選んだものを正解にして自己肯定を持って生きていくこと。逆に人間にとってのストレスは、選択肢の少なさを強いられること。」
もっと患者さまにもセラピストにも選択肢のある医療にしていくことができたら、人はもっと健康にも幸せにもなれるのではないか。医療は、人間がより健康になるためのもののはず。レストランやホテルはこれだけのフレキシブル対応が可能でホスピタリティが確立されているのに、なぜ医療ではこれが叶わないのか?
「日常生活の中に選択肢を増やすことと自由な決定をするためにリハビリをしているのに、その選択肢をご提案さえできない自分は何者なのか?」当時、そのような出来事を多々経験し、とても悩みながら患者さまと関わっていたと思います。
ちょうど「ホリスティック医学」という学びを始めた時期でもありました。西洋医療はもちろん素晴らしい。でも人間の幸せも健康もそれだけではない。
今まで生きてきた中での「小さなこだわり」を大切にすること
これが癒されて好き、「五感の心地よさ」を大切にしていくこと
多くの選択肢から「自分で選ぶ」ことができること
そんな“小さいけれど大切なこと”を大切に「自宅で幸せに生きる」お手伝いができたらと思います。
これから地域の皆さまとサービスを創り上げていきたいと考えております。出来立てのステーションです。フレキシブルにご対応させて頂きます。どうぞよろしくお願いします。
株式会社アンビリカ・ソーシャルサービス
アンビリカ訪問看護ステーション
代表取締役 町田ユカリ